出来上がったきた試作品は予想より太いアルミのパイプを組みわせたもので、
手作りのスチール製の試作品よりも一回り大きいものでした。重さは見た感じ
よりも軽く、見た目もとても美しい印象です。ボードを載せてみると安定感があ
あり、スタンドとしては問題ありませんでしたが、キャリアとして使用する場合の
稼動部の仕様調整が苦労する点となりました。
稼動部分とは開脚スタンドバーと上下するグリップバーのことですが、スタンド
バーはその開脚角度の設定が最も苦労した点でした。開脚角を大きくすれば
スタンドとして使う時より安定します。しかし、スタンドバーにはグリップバーを固
定しているため、開きすぎると担ぐ時に持ち辛くなります。グリップバーを分離す
る案もありましたが、キャリアを担いだ状態から地面に置く時、片手(グリップを
握った手)でスタンドバーを広げられる利便性はどうしても譲れなかったので結
局分離はしませんでした。グリップバーは使う人の腕の長さに合わせて上下位
置の調整ができねばなりません。
そんなこんなで試行錯誤を繰り返し、現在の仕様となったわけです。
勿論妥協した点はいくつもありますが、コストを最小限に抑える中で最大限に
工夫を行いました。投資額を回収できた暁にはどんどん改良を行い、より使い
やすいものしていきたいと思います。今後の改良点としては、スタンドバー閉脚
時のロック機能とウレタンパッドのカラーバリエーションなどがありますが、消費
者の方々のご意見も聞きながら検討していく予定です。
世界中のビーチでこのジョーズキャリアが使われている光景を見るのが僕の
夢です。ジョーズキャリア
